「Roses de Jeanne - Inflorescenceブラン・ド・ノワール:セドリック・ブシャール」 カトリーヌ・エ・クロード・マレシャルを頂いた友人からの2本目のフランス土産です。ごちそうさまです。エチケットからは詳細がなかなか判らなかったのですが・・・ようやくネットで判明しました。日本にも輸入されているようで、インポーターの野村ユニソンさんのホームページには
“面積は僅か0.9ha、総生産数3600本の恐らくシャンパーニュで最も小規模なレコルタン・マニュピュランであると思われます。~栽培は完全なビオロジックを実践しており、畑には化学的なものを全く使用しません。更に傑出していることは収穫量で、平均26hlと極めて少ないです。~繊細さに富み、均一で質の高い泡を得ることが目的です。お飲みいただくと分かりますが、如何にこのシャンパンの泡が繊細でワインの中でミクロのつぶが溶けるような味わいを感じていただける事でしょう。”と紹介されています。
これは・・・・期待充分ですね。飲んだ感じは紹介通り、泡の味わいが本当に小さな粒子のようで、口に含んだ瞬間ははじけるような感じなのですが、喉元を通り過ぎる時には泡の感じは消え旨みが口全体に広がる感じがします。良い意味での軽さがシャンパンの持っている純粋な旨みのポテンシャルを表現しているように感じます。数年前までは、クリスマスには「KRUG」を飲む事を楽しみにしていた時期があったのですが、最近は泡物に心ときめく事も少なく、シャンパンを飲む事が無かったのですが・・・・こんな美味しいシャンパンを飲んでしまうと・・・・嬉しい悩みが又一つ増えてしまいました。あー、また飲みたい・・・・!
「タルティーヌ ナスキャビア」。「いかのバジリコ風」 本を片手に初めて作ってみたのですが、かなり好みです。煮込む時にペルノー(プロヴァンスのアニスと数種類のハーブをベースにしたお酒。ペルノーには甘草は含まれません。ちなみに含まれる方はリカール。)を入れるので、南仏の香りがプーンとします。これらのお酒を水で割ったパスティスも大好きなので、その香りがたまりません。たっぷり作って、たっぷり頂きました。
あんなフランス、こんなフランス。 phyto bar