「ミネルヴォワ ラ・ニーヌ 2004:ジャン・バプティスト・セナ」。葡萄はグルナッシュ50%、カリニャン30%、ムールヴェードル25%、サンソー5%。ラ・ニーヌとはオクシタン語で「小さい、かわいい」の意味だそいうです。20代までパリで政治学を研究していた彼が、故郷ミネルヴォアで造るワインを3種類飲んだ事がありますが、元パリジャンなだけあって なんとなく垢抜けたエチケットのように感じます。これは先入観ですね、きっと。グラスに注いだ感じは昨日のルイ・シュニュに比較するとはっきりと濃い赤です。でも、香りは立ち上る感じはありません。
グラスに注いで嗅いでみてもあまり香りは感じず、味わいも大人しい感じです。少し期待はずれかな~、と思いながら飲み始めて1時間を過ぎた頃から甘味が増して旨みが出てきたのです・・・・が、その頃にはもう少ししか残っていませんでした。こんなワインはデキャンタージュしたほうが良いのでしょうか?飲み終えた後、「小さい、かわいい」と言う名前を納得してしまう今日のワインでした。
暖かだったので、スパイスの効いたものが食べたくなって…。「羊肉とインゲンのタジン」 「ティラミス」。最近、タジンの美味しさにはまっています。今日は有機のインゲンが美味しそうだったので、あとは人参と羊とデーツでシンプルタジン。本当に美味しいです!「ティラミス」はフランスサイズ。満月のせいか危険なほど食欲旺盛。でも「小さい、かわいい」ワインとはピッタリでしたよ。
あんなフランス、こんなフランス。
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