≪8月2日・日曜日≫ 飲んだワインと食べたもの
「Bourgogne Chardonnay 2007:Etienne Sauzet」
ピュアな素敵なワインです。
スタンダードなこのクラスでも、とっても存在感のある素敵なワインです。
いったい上のクラスはどのような味わいなのか?想像がつきません。
すごくクリアーに感じるのですが、いろんな要素が積み重なって奥行きのある味わいになっているのですよね。その透明感のある液体は、流れるように入って行くのですが、ただそれだけではないのです。味わいの幅広い要素が、組み立てられたような、しっかりとした美味しさなのです。
揺るぎないものに裏打ちされたワインはとても魅力的です。
それは、いろいろなものに通じることなのですが。
さすが、エティエンヌ・ソゼね・・・・と頷き合った夜でした。
★パンのスープ
ムール貝の蒸し煮の時に残ったスープをストックしてあった。結構塩気があるので、ちょうど良い塩分に薄めて、みじん切りのトマトを入れる。ルヴァンをカリッと焼いたら、ころころに切ってお皿に並べる。そこにスープを注いで、すりおろしたペコリーノ、みじん切りのバジル、バジルペーストを乗せる。残り物で美味しいスープの出来上がり。
★毛蟹
昨日に引き続き毛蟹を。今日は蟹味噌をオリーヴオイルでのばして、胡椒を少し加えて濃厚ソースに。蟹のむき身と一緒にミモレットもお皿に。どうしてもミモレットは蟹の子の味に思えて、チーズを食べている気がしなく、個人的にはそのままよりも、お料理に使う方が好き。それにあまり古いものより、若めの方が好き。ならばミモレットを蟹の子にしてしまおう。
ぷぷぷっ、やっぱり蟹の子!でも蟹の子よりもミルクの味をほんのり感じるから、ワインとはより相性が良い気がする。ミモレットを少しと蟹だけでも美味しいし、ソースを一緒でも美味しいし、お皿の上で好きなように。
今日もワインとの相性はどうなのか?・・・と思っていたのだけれど、全然大丈夫。
ワインの奥深さが、毛蟹の美味しさをすっぽり包み込んでくれたみたい。
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