「ヴヴレー・セック2004:ルメール・フルニエ」 甘いルメール・フルニエを堪能した後は、すっきり辛口のルメール・フルニエも飲みたくなり、次の日に頂く・・・・・。口に含んで見ると、secと言っても 微かに甘味も感じます。甘くて、酸味もあって、ほろ苦くもあって、それらが重なり合い、まるで凝縮した葡萄の濃いエキスのようです。凄く印象に残っている2002年の軽やかな味わいと比較するとイメージは全く違うのです。その時々に出合うワインの楽しさ!その時に食べたもの、季節、お天気、飲んだ人、聞いた音楽、話したこと、そして自分、全部が積み重なってワインと共に刻まれる。
*ズッキーニのグラタン
材料を変えては、よく作ります。今日は、黄ズッキーニ、ポロネギ、玉葱、にんにくをソテーして、塩、胡椒。耐熱皿にのせて、卵にチーズを入れ、よく混ぜたソースをかけてオーヴンでこんがり焼いて出来上がり。チーズは今日はグラーナ・パダーノしかなかったので使用、あとはグリュイエールなど。
*レッドムーンのローズマリー蒸し
ただ一緒に15分くらい蒸しただけ。熱々を頂く・・・。
ストックしてあったパルマハムも添えて。レッドムーンはフルール・ド・セルと無塩バターで食べてみる。このレッドムーン、少しさつま芋のような風味もして、味がしっかり濃くって美味しい。次はバターをオリーヴオイルに変えてみる。これも美味しい。そして塩気と甘味のあるハムを食べる。パンはビオミッシュ。やっぱりこういったシンプルな食べ方って好きだなぁ、としみじみ思う。
secと言ってもドライな感じでは無かったので、今日のお料理とピッタリで、あっと言う間にボトルは空っぽ・・・・・。お皿も空っぽ・・・・・。
あんなTokyo、こんなTokyo。
phyto bar