エリック・ロメールの映画「四季の物語」シリーズの3作目「夏物語」。その舞台となったブルターニュの海岸。メルヴィル・プポー演じる青年ガスパールのヴァカンスの恋物語。3つの町、3人の女性の間で揺れ動く。サン・マロ、ディナール、リュネール・・・3つの町の雰囲気も対照的なら、もちろん3人の女性もその町のように対照的・・・。その当時のまだ若いメルヴィル・プポーはその役柄にピッタリ!で・・・その後、優柔不断な彼はいったいどうなるのか・・・。興味のある方は見てみて下さいね!そんな映画の舞台はブルターニュだけあって、もちろん出て来るのはクレープリー!この映画も好きなのですが、何しろクレープ好きなもので・・・。先日、久し振りに
「LE BRETAGNE ル ブルターニュ」でクレープを食べたら、同じくクレープ好きの友人との「St-Malo サン・マロ」クレープ食べ歩き旅行のことを懐かしく思い出し・・・・・。
このお店はサン・マロの旧市街の裏通りにひそっりとあります。BIOの粉を使用しているとの事に惹かれて決定!外観はちょっぴり田舎っぽくて可愛らしい感じです。この友人と一緒の時は、2人共嗅覚が鋭い?のか、単なる食いしん坊?なのか、外した事はありません。お店に入ってみると、マダムがとても良い感じです!ここは美味しいに違いない!
もちろんシードルです。何だかこれもまた愛嬌があるおじさんのイラストのボトルです。美味しいのでゴクゴク飲んでしまいます。
二人共、まずはガレット(そば粉のクレープ)はハム、チーズ、卵の定番に決定です。さて、味はと言うと・・・やはり生地の風味がしっかりと感じられ、焼き加減も丁度良い香ばしさ、そして中の具がとても美味しい!確か・・・ハムもフェルミエと書いてあったはず、このハムがとても美味しい!ここのお店はきっと材料にこだわっているのですね。
デザートクレープのバターと砂糖。
同じく、デザートクレープのショコラ。
両方共美味しいです。でも、ガレットがあまりに美味しかったので、ちょっぴり影が薄くなってしまいました。もっと地元っぽいものを選択すべきだったのでは~?などと考え・・・。その後また違うクレープリーに移動です。そのお店はまた次回・・・・・。
あんなフランス、こんなフランス。(サン・マロの旧市街をぐるりと囲む城壁)
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