「オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ2005:ルージュ・キュー」ドメーヌ名が赤いシッポと何とも可愛らしいイメージを受けるワインです。エチケットも何かフランス的な哀しく可愛いなんともいえないセンスを感じます。グラスに注いだワインは最初香りも大人しく心配だったのですが、
食事を進めると共に甘みが出て来て口に果実味が広がります。飲む前にイメージしていたイチゴっぽい感じはあまりしませんでしたが、もっと何か甘さの濃い果実を感じました。最後まで味の変化を感じる事が出来、かすかに苦味を感じる変化が出る頃からは口の中が果実味の甘みで満たされ鼻から抜ける香りは何とも言えず良い感じでした。
2000円台のACブルでは大満足な味わいですね。ドメーヌの主、ジャン・イヴさんはこの職に着く前はディスコ(懐かしい響きですね~)のDJを10年間していたそうです。奥さんとのイザベルさんともそのディスコで知り合ったようです。で、この地にドメーヌ・ルージュ・キュー となる家屋を購入した時に渡り鳥の巣があったのですが、改築のため撤去した事から、その渡り鳥の特徴である「赤いシッポ」をドメーヌ名にしたそうです。ふふっ、名前もエチケットも「赤いシッポ」で多分大正解だったのでは~。結構、エチケットや名前って売れ行きに影響しますよね。このワイン、全体的に好きです。この先も要注目ですね!
今日の「蒸し野菜」は、人参、新玉葱、南瓜です。オリーヴオイルとお塩で頂きます。オリーヴオイルとお塩が美味しければ何も言う事はありませんね!「鶏肉のブルゴーニュ風 きのこ添え」 鶏もも肉をつぶしたにんにく、レモン汁、塩、胡椒でマリネしてソテー。鶏もも肉は余分な皮と脂はきちんとお掃除しておきます。バターに、にんにく、パセリを混ぜ込んだものを作り、それで茸をソテー。今日は舞茸です。お皿に盛り付け、鶏もも肉の上にそのバターをちょんとのせて出来上がり!デセールは市販のおからパウンドケーキに、ブルゴーニュの蜂蜜と水切りしたヨーグルトにほんの少しお砂糖を加えたものを添えただけです。リーズナブルで楽しくて美味しくて身体に負担のないもの!!
あんなフランス、こんなフランス。 phyto bar