週末の今日は先週と同じく、白を半分と赤を1本です。白は
「メール・エ・コキアージュ2005:ジュリアン・メイエー」です。葡萄はリースリングに シルヴァネールと ピノ・グリをブレンド。
このワイン、本当ならグラン・クリュ「ミュエンシュベルク」だったのですが「納得がいかないから」と…それが全てブレンドされたものなのだそうです。匂いはあまり強くは無いのですが、爽やかで清清しく良い感じです。味わいは柑橘系の酸味、それも少し果実の皮を感じます。苦味がほんの少し飲み終わり頃に鼻から抜け、飲み初めてすぐに味わいが変化する感じは1000円代のワインとはとても思えない高級感があります。以前飲んだ2004年とは感じが違います。たしか、魚介料理に合わせてとの宣伝で売り出されていたと記憶していますが、2005年は何にでも合いそうです。これ美味しいです。また飲みたい1本ですね。
赤は、
「ブルゴーニュ・ルージュ2005:ドメーヌ・カシャ・オキダン」一時期、あのルロワさんに葡萄を売っていたと言う事で話題になっていたカシャ・オキダンのACブルです。香りは艶かしい感じが、このクラスとのバランスが合わずあまり印象は良くありません。果実味もあり、適度にボリューム感もありACブルとしては健闘しているように思うのですが、なんとなく無理をしている感じがあり少しバランスが悪いような気がします。飲みこむ瞬間に少し感じる苦味はマイナス点になっています・・・・。ACブルとしては良いほうだと思いますが、次も買うかは難しいところだと思います。この値段(2000円弱)でブルゴーニュは本当に難しいです。値段通りと言うところでしょうか?自然派ワインが普段飲みの中心となる前は、ACブルが普段飲みの中心だった頃があるのですが、カリテプリに不満がつのり、やがてローヌやスペインワインが中心となって行きました。なんとなく、その頃を思い出してしまう今日のワインでした。
「フェタオイル漬け(チリミックス)」 「Poulet a la persillade 鶏肉のパセリソース」添えたのは長粒米。これはパリの空港のコンビニで購入。10分間茹でるだけなので鶏肉を焼いている間に出来上がり。空港のコンビニは街中のスーパーよりは割高ですが、日本よりは安いので長粒米、クスクスのスムール、オリーヴなど重さのある物を購入です。(スーツケースは重量ぎりぎりですからね…)
あんなフランス、こんなフランス。 phyto bar