風の冷たい今日はピュズラの
「トゥーレーヌ・テゼ2005」。今日はちょっとした嬉しい事があったので華やかな感じのワインをイメージして選択しました。買い葡萄100%のソーヴィニョン・ブランで作られたワインです。同じピュズラ定番の100%ソーヴィニョン・ブラン「トゥーレーヌ・ソーヴィニョン」と比較すると、琥珀色で旨み成分も濃く 想像以上に満足できました。どちらかというと軽快さや華やかさをイメージさせるロワールでは無く、旨みの凝縮感が落ち着きとバランスの良さを感じさせる 高級ワインの趣があります。このクラスの白ワインで 単独で飲んでこれだけ美味しさやバランスの良さを感じるのは本当に珍しい事です。ネゴシアンワインでこれだけのワインを作るティエリー・ピュズラの才能にも驚きですが、こんな美味しいビオ葡萄を作る生産者が普通に存在するロワールの奥の深さにも驚かされた2月最後の夜でした。
あんなフランス、こんなフランス。
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